海外資料(PDF/Word/PowerPoint)を扱うたびに、こんな手間が発生していませんか?
- まず翻訳(DeepLなど)→ 次に要約(ChatGPTなど)→ 仕上げに校正……とツールが分断されている
- レイアウトが崩れて、比較や社内共有が面倒になる
- 専門用語・固有名詞の揺れで、確認コストが増える
- 機密文書を外部に出すことへの不安がある
Languiseは、こうした「翻訳・要約・校正・ファイル形式」の分断を、1つのブラウザツールでまとめて処理することを狙った文書支援サービスです(PDF/Word/PowerPoint/Excelなど、レイアウトを保った処理を強みとして掲げています)。
Languiseとは
Languiseはファイルのまま“読む・直す・まとめる”を短縮するツールです。
Languiseは、翻訳だけでなく、要約・校正までを同一画面で行い、さらにファイル(PDF/Word/PowerPoint/Excel等)をアップロードしてレイアウトを極力維持したまま処理することを特徴にしています。
実務で刺さるポイントは、単なる翻訳精度だけではなく、次の2点です。
- 資料の“理解”を早める:要約→重要箇所の翻訳→補足質問、の順で時短しやすい
- 共有物としての完成度を上げる:校正や語調調整、用語の揺れ対策で「そのまま出せる」状態に寄せやすい
なお、AI文書処理である以上、最終責任は利用者側です。契約書・法務・医療など高リスク用途では、後述するリスクと対策を前提に導入可否を判断してください。
Languiseでできること(実務目線で“どの工程が消えるか”)
2-1. 翻訳:文章だけでなく「ファイルの体裁」を保ちたい人向け
- PDF/Word/PowerPoint/Excel等の文書をアップロードして処理
- 原本と翻訳結果を比較しやすい“プレビュー”系の体験を強みとして言及されることが多い
- 画像・図表を含む資料でも、位置関係を崩さない方針を掲げている(ただし、スキャン品質・画像内文字の状態によって精度はブレます)
2-2. 要約:最初に「読む順番」を作れる
実務で要約が効くのは、翻訳精度そのものより“読む量を減らせる”点です。
- レポート/論文/特許/契約書の全体像を先に掴む
- 関係者へ共有する要点メモの初稿を作る
- 「結局これ、何が重要?」を先に判定でき、翻訳の範囲を絞れる
2-3. 校正:提出物の“事故”を減らす工程
校正は「誤字脱字」だけでなく、実務では次の用途で効きます。
- 敬語・文体の統一(社内文書としての体裁)
- 冗長表現の整理(読みやすさの向上)
- 翻訳文の“機械っぽさ”の軽減(ただし完全自動で自然文になるとは限りません)
2-4. 用語・辞書(My辞書):専門用語の揺れ対策
実務で最もコストが重いのが、専門用語・固有名詞の揺れです。LanguiseはMy辞書機能を用意しており、用語の統一を狙えます(プランにより登録数の差があります)。
料金プラン(目安)と、実務での選び方
| プラン | 月額目安 | 毎月の利用回数 | Upload上限 | 向く人(実務) |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0円 | 3回 | 5MB | まず操作感と精度の見極め(軽い資料のみ) |
| Basic | 約1,200円 | 15回 | 10MB | 週に数本、社内資料/メール/短めPDFを捌く |
| Pro | 約3,600円 | 50回 | 20MB | 業務の主要導線(契約書/提案書/仕様書を継続処理) |
| Pro Max | 約7,500円 | 120回 | 30MB | 多部署利用・頻繁なファイル処理・大きめ資料が多い |
選び方のコツはシンプルで、「回数」と「ファイルサイズ」が業務量に足りるかです。翻訳精度はツール間で好みが分かれるため、まずFree/トライアルで、あなたの文書(実データ)で判定してみましょう。
Languiseが向いている人・向いていない人
向いている人
- PDF/Word/PPTの翻訳が多い(レイアウト比較が面倒な人)
- 翻訳→要約→校正まで一気通貫で回したい
- 長文の一次理解を高速化したい(論文、特許、契約、海外レポート)
- 用語統一(My辞書)で表記ゆれのレビュー工数を落としたい
- 社内共有で「そのまま読める資料」に仕上げる必要がある
向いていない(または注意が必要な)人
- 機密文書の取り扱いが極めて厳格(社内規程・契約上、外部AI連携自体が不可の場合)
- 翻訳の完全自動化を期待している(最終確認ゼロは危険)
- 画像内文字が多いスキャンPDFなど、入力品質が悪い資料が中心
- オフライン作業が必須(ブラウザ型のため原則オンライン前提)


実務での使い方:失敗しにくい“鉄板フロー”
Step1:まず要約で“読む範囲”を決める
- 目的:重要章・結論・数値・条件を先に把握
- コツ:要約を「箇条書き」「結論→根拠→影響」の形に寄せると、その後の確認が速い
Step2:重要箇所だけ翻訳して精度を評価
- いきなり全翻訳せず、重要ページ(結論/契約条件/仕様)を先に処理
- ここで「専門用語」「固有名詞」「単位・数値」のズレを重点確認
Step3:My辞書で“用語の正解”を固定する
- 社内用語、製品名、工程名、部署名、略語を登録
- 初回に10〜30語だけでも入れると、以後のレビュー時間が減りやすい
Step4:校正で“提出物の体裁”へ寄せる
- 語調(です・ます/である調)と、句読点、表記ゆれを統一
- 対外文書は必ず人が最終チェック(特に契約・法務・免責)



デメリット・リスク
6-1. AI翻訳の宿命:誤訳・抜け・“それっぽい断定”が起こり得る
どのAI翻訳でも起こり得ますが、特に危険なのは「自然な日本語なのに意味が違う」ケースです。対策は、数値・条件・否定表現(not/unless/except)などの重点確認です。
6-2. 専門用語は分野によってブレる(辞書整備は必須)
医療・法務・IT・工学などは、文脈と企業内用語で最適訳が変わります。My辞書があっても、最初の整備コストは発生します。
6-3. ファイル品質と制限(容量・スキャンPDF・画像内文字)
- プランごとにUpload上限がある(例:5MB/10MB/20MB/30MB)
- スキャンPDFや画像内文字は、原本の品質次第で精度が落ちる可能性
- 長文・大容量は処理が重くなることがある(体感は環境依存)
6-4. セキュリティ・コンプライアンスの注意
公式の説明では、通信の暗号化(TLS)や、処理データの削除、二次利用しない方針が示されています。一方で、処理の経路として外部AI基盤(OpenAI等)を経由する旨も説明されています。
- 社内規程(生成AI利用規程/持ち出し規程)に適合するか確認
- 個人情報や機微情報は、マスキング運用を検討
- 法務・監査観点では、利用規約・セキュリティページの記載を根拠として整理
ここは組織のルールで結論が変わります。導入前に「どのデータまで入れてよいか」を決めてください。
Languiseと他ツールの違い
翻訳ツールは結局、用途で勝ち筋が違います。Languiseが狙っているのは、主に次のポジションです。
- ファイル処理(レイアウト保持)が中心
- 要約・校正まで同一ツールで完結
- プレビューや質問機能など、“理解”の導線を組み込みやすい
一方で、翻訳の好み(文体/言い回し)や、社内の既存フロー(DeepL既契約など)によっては、組み合わせ運用の方が合理的なこともあります。比較検討は以下の記事で深掘りしています。


よくある質問
Q1. 無料でどこまで使えますか?
無料プランは機能・回数・ファイルサイズに制限があるのが一般的です。実務判断としては「まずFreeで操作感と精度を確認し、業務量に合わせてBasic以上へ」が無難です。

Q2. 口コミや評判はどうですか?
レビューでは、プレビューの比較しやすさや要約の便利さが評価される一方、UI/UXや辞書の登録手順など改善要望が出ることがあります。実務では「精度」だけでなく「運用しやすさ」も重要なので、トライアルで確認してください。

Q3. 機密文書に使っても大丈夫?
公式説明では暗号化やデータ削除方針が示されていますが、最終判断はあなたの組織の規程・契約・情報区分に依存します。社内ルールが厳しい場合は、マスキング運用や利用範囲の限定を検討してください。
まとめ:Languiseを選ぶべき人は「ファイル×要約×校正」を短縮したい人

Languiseは、単なる翻訳ツールというより、文書を“理解して共有物に仕上げる”までの工程短縮に価値があります。
- PDF/Word/PPTの処理が多い
- 要約→翻訳→校正の分断がストレス
- 用語揺れを減らして、レビュー工数を落としたい
逆に、完全自動を期待したり、機密運用の条件が厳しすぎる場合は注意が必要です。まずはあなたの実データで、精度・速度・運用の相性を確認してください。
- Free/トライアルで、資料を1本処理してみる
- 数値・条件・固有名詞の精度をチェック
- 月の処理本数とファイル容量からプランを決定

